こんにちは!めもりです!
今回はアクチュアリーになる流れを解説します。
これまで学習法や使った参考書などは解説してきましたが「アクチュアリーって何?」という人向けの記事は書いてませんでした。
ですので今回はざっくりとしたアクチュアリーへの道のりについて自分の経験をもとに書きました。
私もアクチュアリーに興味を持った頃は全体像がなかなか見えず、なんとなく試験勉強をはじめました。
この記事を読んで具体的なイメージを持っていただけると思います!
アクチュアリーへの道のり
一般的には以下のような流れでアクチュアリーになります。
- (学生時代に)アクチュアリーに興味を持つ
- アクチュアリーの卵として保険会社等に就職
- 仕事をしながらひたすら勉強
- 全7科目合格したのち、研修を受け晴れてアクチュアリーに
まず覚悟しないといけないのは長い道のりになるということでしょう、、
ご存じの方も多いと思いますが、アクチュアリーになるには平均8年ほどかかると言われています。
科目数が多いので必然的に時間がかかります。
そして何より、仕事をしながら学習を続けることになりますのでなかなかサクッとは合格できないのです。
以下ではこの道のりの中で決断が必要になる場面をまとめました。
決断が必要な場面
私の経験上、アクチュアリーを志した場合に決断を迫られる場面をまとめました。
- アクチュアリーの勉強を始めるとき
- 就職するとき
- 仕事をしつつ学習を続けるとき
それぞれ解説します。
アクチュアリーの勉強を始めるとき
「先輩にアクチュアリーになった人がいる」「将来について考えていたらこの職業を見つけた」
こういったことで学生時代にアクチュアリーを知る人が多いと思います。
ここで最初の決断を迫られます。
「試験を受けるか、否か」
アクチュアリー試験は大学3年生から受験できるため、就職までに少なくとも2回は受験の機会があります。
これに飛び込めるかが、まず大きな分岐点になると思います。
私はアクチュアリーに興味をを持ったなら1次試験の「数学」と「会計・経済・投資理論」を受けてみることをおすすめします。
試験のレベル感は把握できますし、何より別の道に進んだとしても役に立つ可能性が高いからです。
「数学」では主に確率や統計について学ぶことになりますが、これらは他の業種でも必要とされることは多いです。
また、会計や経済、投資は教養として学んでおいて損ではないと感じます。
いないと思いますが、一番最初に損保数理 年金数理という科目の勉強をやるのはおすすめしません。勉強が嫌になります、、
就職するとき
アクチュアリーに限った話ではありませんが、就職の際は選択を迫られます。
「就職するのか院に進むのか」「アクチュアリーに絞るのか、他業種もうけるのか」「生保損保年金どの分野にするのか」
この時期は特に不安が膨らむ時期です。
選考に落ちるなんてよくありますし、やればやるほど自分より優秀な人がいることを痛感します。
それらを乗り越えて、アクチュアリーコースに内定をもらうことが必要になります。
現在、多くの企業ではアクチュアリーをコース別で採用しています。
もちろんアクチュアリーコースではなくとも試験は受けれますが、やはり同じ目標を持った人が周りにいる環境のほうがいいでしょう。
ネットでは「アクチュアリーになるより、このコースに受かることのほうが難しい」というコメントも目にします。
アクチュアリーになるには就活もおろそかにはできません。
仕事と並行して学習を続けるとき
就職したあとは仕事をしながらとにかく学習していくことになります。
私はまだ就職して間もないので、学習意欲はあります。ただ年を重ねるごとに業務も増え、結婚し子供をもったりすればますます自分の時間はなくなります。
こうなってくると「アクチュアリーやーめた」となりそうです笑
雇用は労働基準法でガチガチに守られているので、アクチュアリーになれなかったからといってクビにはなりません。
ですので数年受けてみて合格できなければ向いてないと見切りをつけるのもありかなと思います。
早ければ早いほどいい
アクチュアリーの学習や就活は早ければ早いほど良いのは言うまでもありません。
学生でも受験できることもあり、これからますます合格科目をもって就活に望む人が増えるのでは?と感じています。
学生時代の自分にアドバイスできるなら
- 1次試験は取り終わるくらいの勢いで勉強しろ
- 大学3年の夏に就活で落胆しろ
の2つですかね。2つ目については早く選考に落ちることを経験しておけということです。
年明け前に「俺を落とすなんてセンスのない企業やな」と思えるマインドを作りたいですね笑
最後に
アクチュアリー試験は学生時代取り終えるのはほぼ無理でしょう。
そして仕事をしながらの学習は、本当に学ぶことが好きじゃないと継続できません。
アクチュアリーを目指す上でそういった一面も理解しておくべきです。
とは言っても魅力的な職業であることは間違いないので、今後ますますアクチュアリーを目指す人が増えてほしいです!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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