こんにちは、めもりです!
今回はアクチュアリー1次試験のお勧め参考書17選を紹介したいと思います。
私が使って良かったと思うもの、使えば良かったと思うものを厳選しました!
これからアクチュアリーの勉強を始める人の参考になれば幸いです。
おすすめ参考書17選
科目別に紹介していきます。
数学
アクチュアリー会では別の参考書が紹介してありますが私は以下の4つの参考書をお勧めします。
合格へのストラテジー 数学
覚えた方がいい数式、解き方、必須の問題がしっかりまとまっていて、一番最初に買うべき一冊です。
アクチュアリー試験のための参考書なので全範囲を網羅しており、無駄な部分がなく、効率よく学習を進められると思います。
大学生の確率・統計
この書籍には確率・統計・モデリングの問題が載っています。特にモデリングに関しては、他に参考になる書籍が少ないので利用価値は高いです。
ただ、確率・モデリングの問題は充実しているのですが、統計の問題が非常に少ないです。統計に関しては、この書籍だけでは不十分だと思います。
ちなみにこの本の著者はモテリングの指定教科書の著者でもあります。
明解演習数理統計
この書籍には確率・統計の問題が載っています。モデリングは書かれていないので注意が必要です。
私はこの参考書を主に利用していましたが、確率と統計に関しては合格するための内容を網羅していると思います。
それぞれの章の初めに、重要公式や検定の方法などもまとまっているので試験前の仕上げにも使えます。
モデリングの指定教科書
こちらはアクチュアリー会のHPから購入できます。
指定の問題集もありますが、個人的には買わなくていいと思います。「できるか💢」と言いたくなるくらい問題が膨大で解説がわかりにくいからです笑
この教科書は例題が適度に載っているため、問題演習もできます。モデリングの勉強を開始する時まずモデリングというものがどのようなものなのかを大まかに理解する必要があるのでこの教科書は必須になります。
損保数理
損保数理は以下の3つです。
合格へのストラテジー 損保数理
試験合格のための必須問題はもちろん、重要公式や試験勉強の進め方、合格者の体験談も載っており初学者は必ず買うべき一冊です。
この一冊で合格レベルまで達するのは難しいですが、内容の難しい損保数理をわかりやすく噛み砕いて解説しているので重宝しました。
例題で学ぶ損害保険数理 第2版
この書籍は問題演習をする上で有効だと思います。過去問と似た問題も多く記載されています。
ただ試験範囲を全てカバーしているわけではなく、また試験範囲外の問題もいくつかあるので試験範囲と見比べてから問題を解くようにしましょう。
損保数理(指定教科書)
こちらはアクチュアリー会のHPから購入できます。
教科書なので詳しい説明はありますが、演習問題は少ないです。ただ、正誤問題は教科書でしか対策できないので購入は必須でしょう。
生保数理
生保数理は教科書の問題が充実しているので3つ目の指定参考書は必要ないかもしれません。
合格へのストラテジー生保数理
他の科目と同様に重要公式や重要問題、解説などがまとまっており初学者には必須の一冊です。これ以上の説明は不要でしょう笑
生命保険数学上巻、下巻(指定教科書)
こちらはアクチュアリー会のHPから購入できます。
損保数理と違い、生保数理の指定教科書には内容説明だけでなく演習問題も豊富に記載されています。
ですので過去問だけでなくこれらの問題も解くことをお勧めします。ただ、試験範囲外の章があるので気をつけてください。
生命保険数学入門(指定参考書)
理解を深めるために有効です。実際に私はこの参考書を使ってみて、演習問題は豊富で解説もまあまあわかりやすいと感じました。
ただ試験範囲外の問題があり、また生保数理は指定参考書が充実しているので買う必要はないかもしれません。
年金数理
年金数理は参考書が少ないのが現状です。私がお勧めするのは以下の二つです。
合格へのストラテジー年金数理
購入必須です。詳細は割愛します笑
年金数理(指定教科書)
こちらはアクチュアリー会のHPから購入できます。
損保数理の教科書同様、演習問題が少ないです。ただ年金数理は有効な参考書や問題集が少ないので購入するしかないでしょう。
他の科目もそうですが、特に年金数理は過去問を中心とした勉強になると思います。
経済・会計・投資理論
KKTは暗記は多いですが、比較的理解はしやすいので以下の参考書をみっちりやれば合格できる可能性は高いでしょう。
入門経済学(第4版)
経済を学んだことのない人にとっても非常に読みやすい内容です。練習問題もついているので試験対策もできます。
この教科書を一通りやって過去問に取り組めば経済は十分だと思います。
財務会計講義(第22版)
KKTの教科書の中で最も難解なのはこの教科書でしょう。なんせ量が多くしかも内容が難しいです。
この本を読みながら何度寝落ちしたことか、、笑
私はこの本を何度も何度も読み込みましたが、もう少しわかりやすい会計の本を読んでから取り組むのもいいかもしれません。
新・証券投資論I、II
この二冊も内容が難しい部分はありますが、会計ほど読み込む必要はないと思います。演習問題はほとんどついていません。
投資理論は計算問題が多いので、過去問を行いながらわからなかったところをこれらの教科書で確認するという勉強法がいいと思います。
合格へのストラテジーKKT
とうとうKKTもストラテジーが発売されました!(2021年7月)
アクチュアリー受験界隈の常識で
ストラテジーは買って損はない
というものがあります笑
何をやればいいかわからないという人にはまずストラテジーを買うことをおすすめします。
まとめ
今回はアクチュアリー1次試験のお勧め参考書について紹介しました。
アクチュアリー試験は情報が少なくどのような問題集を使えばいいのか悩みます。
ですので、実際に手に取ってみたりいくつかのブログを見てから、取り組む参考書を決めることをお勧めします。
一つ言えるのは、合格へのストラテジーは買うべきだということです笑
合格を目指して頑張っていきましょう!!
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