モデリングは捨てる?勉強法も合わせて解説!

アクチュアリー試験

こんにちは、めもりです!

今回はアクチュアリー1次試験数学のモデリングを捨ててもいいのか、自分の経験を踏まえて書きました。

私は現在、数学、損保数理、生保数理、KKTに合格しており今年は年金数理を受験予定です。

「モデリングは得点小さいし捨てようかな」

そう考えている人の参考になれば幸いです。



モデリングは捨てていい?

結論から言うと、モデリングは捨てるべきではないと思います。

理由は以下の二つです。

  • 知っていれば解ける問題がある
  • 他の問題の難易度が上がってきている

知っていれば解ける問題がある

モデリングでは知っているだけで解ける、「知識問題やん!」と言いたくなるような問題が出題されることがあります。

アクチュアリー試験の数学では、密度関数や条件に応じた検定の方法など覚えないといけないことは多いです。ですがそれらを単純に用いて解ける問題は少ないです。

しかしことモデリングに関しては、公式や数式を当てはめるだけで解ける問題もたびたび出題されます。逆にいえば、知識がなければ手も足も出ません。

ですので全範囲を網羅することはできなくても、覚えれるところだけ覚えとくだけで得点できる可能性が高まります。

他の問題の難易度が上がってきている

モデリング以外の問題の難易度が上がってきているのも理由として挙げられます。過去問を解いていると感じるのですが、試験問題は年々難しくなってきています。

その中で20点分あるモデリングを捨てて、80点満点で試験に臨むのは得策とはいえません。個人的には、確率や統計の難しい問題を解くよりモデリングの問題で数問正解する方が圧倒的に簡単だし効率的だと思います。

モデリングの学習

使った参考書

私は日本アクチュアリー会の「モデリング」「確率・統計・モデリング問題集」を購入しました。これらは公式HPから購入できます。

ただ、問題集では量が膨大で「到底解き終わらん」と感じたので結局ほとんど使いませんでした。この問題集を使うならネットで紹介されている参考書を使う方がいいと思います。

私はモデリングの学習では、指定参考書「モデリング」を使いましたが、以下の参考書もおすすめです。モデリングの問題が載っている数少ない参考書だと思います。

実践した勉強法

モデリングの勉強は11月に入ってから始めました。私自身、最初は捨てるつもりだったので、モデリングには全く手をつけていませんでした笑

ですが、11月に入って、時間的に少し余裕ができたので悩みましたが取り組むことにしました。

モデリングの勉強では先ほど紹介した指定参考書「モデリング」を主に使用しました。この書籍には例題が載っているのでとにかくそれらを解けるようになることを心がけました。例題にも難易度の違いはあるのでできる問題から取り組んでいくことをお勧めします。

その後、過去問でモデリングの問題を解きまくりました。理解できない問題はパターンだけ抑えて暗記しました。



モデリングの学習を通して感じたこと

モデリングの勉強をやった人はわかると思いますが、特に最初は「なんじゃこりゃ」と思う部分が多いです。結局試験を迎えるまで「なんじゃこりゃ」のままだった部分もありましたが、そういう問題は暗記しました笑

特にモデリングは「なぜそのようになるのか」を考え始めたらキリがありません

本質的な理解をせず解けるようになることに意味があるのか?

という声も聞こえてきそうですがアクチュアリー試験は

所詮試験です

とにかく合格することだけを考えて勉強した方がいいと思います。

十分な勉強時間がない人はできそうなところ、覚えれそうなところに山をはって取り組むのもありだと思います。私自身、山を張って暗記したところがそのまま試験に出て得点することができました笑

暗記を有効に使う
時間がないなら山をはるのもあり

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はモデリングを捨てていいのか、またモデリングの勉強法について解説しました。

まとめると以下の通りです。

モデリングは捨てない方がいい

理由

知っていれば解ける問題がある

他の問題の難易度が上がってきている

また、学習法に関しては指定参考書や今回紹介した参考書、過去問の演習を繰り返すことが重要になります。

皆さんの合格をお祈りしております!最後まで読んでいただきありがとうございました!

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