今回は巷で話題のSakiさんのツイートとnoteにマジレスしていくぜ!
アクチュアリーに向いている人の特徴
1. ペーパーテストが得意で「楽しい」
2. 「さんすう」が得意
3. 激務より安定を好む
4. 組織の中で上手に立ち回る(政治)のが苦手
5. 20代を勉強に捧げる覚悟がある
6. 年収1000万円あれば十分
7. 東大理系ではないこれ全部当てはまるなら、天職かもしれない。
— Saki@AI時代の生存戦略 (@Saki_reset) January 4, 2026
note読んでない方は先にnote読んでくれ!
私はアクチュアリーになった
まず、私のアクチュアリーとしてのスペックを提示しておく。
- 勉強時間:約6年(学生2年、社会人4年)
- 合格科目:全科目(正会員)
- 前提知識:旧帝大の理系(東大ではない)
正会員になるまで6年間ずっと勉強していたわけではないが、合計で数千時間は費やした。
ツイートの個人的な該当有無はこんな感じ。
- ペーパーテストが得意で「楽しい」→△
- 「さんすう」が得意→〇
- 激務より安定を好む→△
- 組織の中で上手に立ち回る(政治)のが苦手→×
- 20代を勉強に捧げる覚悟がある→〇
- 年収1000万円あれば十分→×
- 東大理系ではない→〇
ペーパーテストは得意な方ではあるが、あまり楽しいとは思えない。
そして、多少忙しくとも収入はあればあるほどいい笑
noteを見た率直な感想
おもろい
素直にそう思いました。
煽っているとかではなく、医師や弁護士、公認会計士、データサイエンティスト、クオンツなど様々な業種を独自の視点で分析してきたからこそ書ける内容だなと思って楽しく拝読しました。
私もそうですが、世に出回っているアクチュアリーに関する情報はアクチュアリーになった人が発信したものが大半です。
いわゆる生存バイアスです。
だからこそこのnoteのようにアクチュアリーを目指したけどアクチュアリーにならなかった人の考えというのは価値があると思います。
しかも影響力のある人がアクチュアリーについて取り上げてくれることで認知度も向上するのでアクチュアリー業界にとってはプラスになる気がします。
あとは実際にアクチュアリー業務を行っている人が独自の視点で発信して、それらをもとに今の学生が進路を選べばいいかと。
ってことで反論していくぜ!
noteに記載があったアクチュアリーのメリデメについて思ったこと書いていきます。
アクチュアリーのメリット
1. 試験に受かれば報酬が上がる明確なルール
→会社によりますが、確かに正会員になれば昇格や手当など、何らかの形で報酬が上がると考えていいと思います。
2. 働きながら取得できる
→収入を得ながら資格勉強できるというのはその通りで、メリットの1つ。その分、仕事との両立がしんどい。
3. 保険業界内での転職は容易
→異論なし。
アクチュアリーのデメリット
アクチュアリーは民間資格であり、独占業務がない
→独占業務がないかというとそうでもなく、保険商品を開発する際や年金財政の資料を行政に報告する際は、法令上アクチュアリーが確認する必要があります。
これらはアクチュアリーでなければ担当できず、もしアクチュアリーがいなければ新たな保険商品の開発や行政への書類の提出ができないということになります。
一方でアクチュアリーの領域は保険や年金がメインであり、確かに独占業務の範囲は弁護士や公認会計士と比較すると限定的だと思います。
また、最終的な確認はアクチュアリーが行う必要がありますが、それ以外の業務は確かにアクチュアリー資格がなくても基本的に行うことができます。
2. スキルがポータブルでなく、組織依存 3. 活躍の領域が保険業界に縛られる
→おおむね同感です。当然、業務の中でプログラミングスキルを習得したり、コンサルティングの経験を積んだりと、専門性の幅を広げていけば他の業界でも十分活躍できると思います。
一方でそういった他業種・他業界で活躍するアクチュアリーは現時点で少数なので、実態を踏まえると活躍領域が限定されるというのは間違いではない気がします。
4. 投資コストに対してリターンが見合わない可能性
→この手の話は検証のしようがないのでなんとも言い難いですね。もちろん見合わない可能性はあります。
ただそんなこと言いだしたらきりがないので、自分で選択して期限を設けてやると決めたことを全力でやるしかない。以上。
5. 仕事が面白くないかもしれない
→アクチュアリーとして働いたことないやろ何言うてんねん!!!!と言いたいところですが、まあ地味な仕事は多々ありますね笑
ただどんな仕事もそんなもんでしょ。
個人的に仕事が地味でつまらないという感覚はあまりなく、面白くない仕事をどう自動化していくかとか、どうすればサービスの質を向上させれるかとか考えながら仕事していると結構わくわくします。
泥臭い数理の世界を、AIやプログラミングという武器でどうハックしていくか。
伝統的なアクチュアリー業務だけでなくそういったことにも思いを馳せる余裕が出てくると面白くなってくると思います。
6. アップサイドが限定的
→弁護士や医師の詳細は把握していませんが、Geminiも同じようなことを言っていたのでこれはおおむね正しいと思います。
東大理系からアクチュアリーは悪手なのか
んなことはないと信じたいですが、機会損失が多きすぎるという話は一理あると感じました。
友人のアクチュアリーが東大理系出身で、なぜアクチュアリーの業界を選んだのか疑問に思う時がありました。Tech業界のほうが向いてるんじゃないかと。
彼曰く「変化の激しいTech業界より法規制により参入障壁があるアクチュアリーのほうが長期的なダウンサイドリスクが小さいと思った」とのことです。
スカした感じでいけすかないですがそういう男なのでご容赦を。笑
彼は自身の選択には後悔はしてなさそうですし、楽しそうに日々を謳歌しているので東大理系だからと言ってアクチュアリーがそれほど悪い選択とは思えません。
東大理系の頭脳を『規制という盾』がある場所で使うのは、一つの賢い生存戦略ではないでしょうか。
最後に
Sakiさんの経歴見たら目が飛び出た。マジレベチ。
アクチュアリー1次試験は簡単って言ってたけどそりゃ簡単だよなって感じだった。面白いからほかの記事も読んでみて。
せっかくなので最後にアクチュアリー正会員がアクチュアリーの「光」の部分について語った記事を貼っておく。
ではまた!

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