アクチュアリー2次試験の勉強スケジュール

アクチュアリー試験

こんにちは!めもりです!

2年ほどサボってましたが久しぶり投稿する気になりました。

今回は正会員になるための年金アクチュアリー2次試験の勉強スケジュールについて書こうと思います。

私は2次試験歴3年目で年金1の合格発表待ちの状態です。ようやくアクチュアリー試験の終わりが見えてきました。。。

この記事では実体験を踏まえ求められる勉強量やスケジュールを記載しました。細かい勉強法はまた別の記事にまとめようと思いますが、1年の過ごし方がなんとなくイメージできると思います!生保や損保を受験される方にも多少役に立つと思います!

結論から言うと可能だと思います。ただし、当然それ相応の勉強が必要になります。

また、年金に関しては実務に携わっていないと1年で準会員になることは難しいという感覚です。

1次試験は教材が充実しており、実務と直結しない部分も多いため、学生準会員はしばしば耳にします。一方で年金の2次試験の場合、実務をやっていないと理解できない内容が多く実務経験がなければ正直苦しいと思います。

実際、年金領域で学生正会員や入社後1年目で合格する猛者は私は聞いたことがないです。ただ、今は「合格へのストラテジー」を始めとして、2次試験も教材が充実してきたので年金領域で学生正会員が出てくるのもそう遠くはないのではと期待しています!

準会員になって1年で正会員を目指す勉強スケジュールは以下の通りです!

12〜6月 試験の概要の把握、法令及び実務の理解、暗記シート等の問題集の作成

7〜9月 暗記、暗記、暗記、暗記シートのアップデート

10〜11月 所見、計算問題、コンサル問題の過去問

12月 暗記。暗記。暗記。所見の論点の振り返り等

時代の流れに全く反していますが、2次試験で重要なのは知識です。大事なのでもう一度言います。アクチュアリー2次試験では知識こそが全てを凌駕します。

1次試験では数理的な能力が重要ですが、2次試験は暗記力が物を言うと言っても過言ではありません。そういう意味では、やった分だけ結果が出る試験ととらえることもできそうです。

まず重要なのが、12月からトップギアで勉強を開始することです。

私は準会員2年目(昨年)で「このままじゃ一生準会員だ」と危機感をいだいて試験直後から本気で勉強を開始しました。残念ながら昨年は年金2が不合格となり正会員になることはできませんでしたが、合格してもおかしくない実力はついていたと思います。そのレベルまで達するには試験直後から次回の試験に向けて勉強を始めることが不可欠だと感じました。

12月は試験の呪縛がら解かれ、来年に向けての勉強のモチベーションも比較的高い時期です。この時期に本気で勉強できなれけば、いずれくる倦怠期に勉強を継続することは難しくなります。特に初めて2次試験を受け、合格を目指すのであればこの時期は非常に重要です。

具体的な勉強としては、試験の全体像を把握し、法令を読み解いていくことです。ネットでDBやDCの法令をダウンロードし、過去問や「合格へのストラテジー」を活用しつつ理解を進めていくことになります。

また、暗記シート等を作成し、少しずすインプットします。合格された先輩方から勉強の資料をいただくのもいいと思います。

6月くらいまでには暗記する内容を網羅した資料を作成するのが良いと思います。 3〜6月はほんとにやる気がゼロになる時期がありますが、ここはもう気合で乗り切るしかないです。。笑

この時期は作成した暗記シート等でとにかく暗記します。

来る日も来る日も見返して脳みそに叩き込んでいきます。まったくもって楽しくないです。人間性を失いかけます。

繰り返しながら出てきた疑問点は調べて1つずつ解消していきます。法令は相当読みにくいので何を意味しているのかわからない部分が多数出てきます。理解を伴わない暗記は身につきにくいので周りの人に聞いたりネットで資料を見たりしながら解決していく必要があります。

そのうえで暗記シート等の勉強資料をアップデートしていくことが大切です。

年金の2次試験を受けられる方は10月の年金数理人試験を受ける方が多いと思います。その場合は8〜9月に暗記だけでなく、一定程度は後に述べる計算問題や所見の勉強を並行してやることをおすすめします。

この期間も完全にやる気がゼロになるときがありますが、心を鬼にして戦うしかないです。。笑

この時期は計算問題や所見問題(いわゆる第2部)の勉強をします。

第2部は基本的な知識が身についていないと対応できないので試験が近づいてきて勉強するほうが効率的だと思います。基本的に過去問や「合格へのストラテジー」で対策します。

所見については合格された方に添削をお願いしたり、一緒に勉強する人と内容を議論したりして磨いていくといいと思います。所見は、最初はなにを書けば良いのか全くわかりません。私も初めての2次試験では所見の練習を全くせず挑みましたが、手も足も出ず完全敗北でした。やはりある程度書く練習をしなければ足切り濃厚ですので、なんでも良いからとにかく書く→模範解答を見るを繰り返していくしかないと思います。

なお、この時期も全く楽しくない暗記は継続して行っていく必要があります。

最後の12月はラストスパートです。

知識については法令の細かい言い回し(例えば、「一定の率」なのか「一定の割合」なのか)も含めて細かく暗記していきます。

暗記は特にこの時期が重要です。短期記憶という必殺技を使えるからです。当然全く楽しくはないですが、この時期は危機感に迫られているためだらけることはないと思います。最後の力を振り絞って暗記していきましょう。

所見や計算問題はいくつか問題演習をして要点を振り返ります。所見はある程度書けるようになれば、いかに論点を洗い出せるかが合格の鍵になります。問題を見たときに書くべきことを複数思いつけるように過去問を振り返ることをおすすめします。

これまでの勉強を振り返って、アクチュアリー試験は長引けば長引くほど辛いと思います。時間をかければ受かるものでもなく、20代後半になるとライフイベントも増えていくからです。私も今年で終わりにしたいところです。。。(神様。。)

早く受かれば受かるほどメリットは大きいので短期集中で頑張っていきましょう!!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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