アクチュアリー試験の勉強時間とは??

アクチュアリー試験

こんにちは!めもりです!

今回はアクチュアリー試験の勉強時間と学習のポイントまとめました。

私は数学、生保数理、損保数理、KKTに合格しており、現在年金数理の勉強中です。ですのでこの記事では1次試験の勉強時間の目安を紹介します。

  • アクチュアリーに興味を持ったけどどのくらいのレベルなの?
  • どのくらい勉強したら合格できる?

私も勉強を始める前はこのような目安が欲しかったのでネットで結構調べていました。

この記事を読めばざっくりとしたレベルがイメージできると思います。



勉強時間

勉強時間の目安は以下の通りです。

これはあくまで私が感じた最低ラインなのでそのつもりで見てください!参考までに私が受けた年の合格率も記載しました。旧帝大や早慶の理系学生を想定しています。単位は時間です。

数学生保損保年金KKT
学習時間250〜250〜300〜300〜200〜
受験時合格率24%37%16%14%22%
合否

合格率が15%以下になると合格するのがぐっと難しくなるといった感覚があるので、そういう年はこの勉強時間の目安は参考にならないかもしれません。

それぞれの学習についてはこちらの記事に書いています。

実際もっと長くなる

みなさんご存知の通りアクチュアリー試験は合格率が10%前後の大変難しい試験です。一度も不合格になることなく準会員になれる人は稀です。

ですので上に書いた勉強時間よりも長くなるのが当たり前という認識を持っていた方がいいでしょう。

私の場合も昨年、年金数理に落ちてしまったため、現時点でかれこれ500時間くらいは勉強していると思います。

当たり前ですが、不合格になればその分勉強時間が倍増するということは頭に入れて取り組むべきです。

質も大切

もちろん勉強は量だけではなくも重要になってきます。

学習レベル=量×質です。

また、合格=学習レベル×運であると私は思います。十分に勉強していても試験が難化したため落ちてしまったという人もいると思います。

運に関しては私たちにはどうしようもできません、、、あえて言うなら神様に気に入られるような行いをしましょう!ゴミを拾うとか靴を並べるとか。めちゃくちゃ精神論ですけど笑

勉強の質は自分の力で高めることができます。時間を測って問題を解いたり勉強中はスマホを触らないようにしたりと、工夫をすることで合格までの時間短縮が見込めます。

今回の記事では勉強時間に焦点を当てていますが、決して勉強の質も疎かにはできません。



短期集中もあり

同じ300時間の勉強でも、1年間均等に勉強するのと試験前3ヶ月にまとめて勉強するのでは、後者の方が合格率は高まると私は考えています。

なぜなら試験前は焦りを感じるため、それを利用して高い質の学習ができることに加え、試験では暗記しないと解けない問題が結構あるからです。同じ量をこなすのなら試験前にまとめて暗記した方が短期記憶も利用できて有利ですよね。高校や大学の定期テストスタイルです笑

ですのでもし試験前にまとまった時間が取れるという人は、短期集中の勉強をするのもありかと思います。

特にアクチュアリーに興味を持ったが事前にコツコツ勉強するほどのやる気はないという大学生は試験の2、3ヶ月前くらいから一気にやってみるのもいいでしょう。実際にそのくらいの期間で合格したという人の話も耳にしたことがあります。

数学ができれば有利?

この質問はよく耳にします。

個人的な意見にはなりますが、1次試験に関しては数学ができる方が有利であるのは間違いないと思います。2次試験はそうではありませんが、、

もし大学で確率や統計について学んでいたり、計算に強いという人は短期間での合格も充分狙えます。

ただ、そうでない人が合格できないかというとそうではありません。

アクチュアリー試験で必要とされる数学の知識は微分積分+αといった感じで、簡単とは言いませんが習得できないほど難しいものでもありません。

そしてなんといってもアクチュアリー試験は暗記でカバーできる部分が多いです。数式や計算パターンなど覚えているだけで点を稼げる問題が出題されることもあります。

多少の内容理解は欠かせませんが、そこにかける時間を最小限にして演習量を確保し、パターンを記憶することで合格は十分狙えると思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回紹介した勉強時間はあくまで目安です。

自分で書いといてなんですが、勉強時間なんてあまり当てにならないと思います笑

その人の数学力、やる気、環境に依存する部分が大きいからです。

ですがこの記事を読んで「自分にもできるかも」と思ってアクチュアリーを志す人が増えればいいなと思って書きました!

最終的には自分で問題を解きながらレベルを把握して合格を目指していくことになると思います。

辛い時もあると思いますが一緒に勉強頑張っていきましょう!!

 



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