喜多川泰(著)のオススメ本レビュー

自己研鑽

今回は喜多川さんの書かれた本をレビューします!

勝手ながら個人的にランキングもつけさせていただきました笑

友人から「運転者」という本をおすすめされてとても面白かったので、著者の本を一気読みしました。

小説のような自己啓発のような、これまで読んできた本とは一味違う切り口でとても面白かったです!

今回ご紹介する本

第1位 運転者

第2位 上京物語

第3位 スタートライン

第4位 ソバニイルヨ

第5位 君と会えたから……

第6位 賢者の書

第7位 手紙屋〜僕の就職活動を変えた十通の手紙〜

第1位 運転者

不思議なタクシー運転手と冴えない保険の営業マンの物語です。

ある日、不運なことばかり起こる彼の前にタクシーがとまり、そのタクシーに乗ったことをきっかけに彼の人生が大きく動き出します。

そのタクシーはどこからやってきたのか、何のためにやってきたのか、感動もあり学びもある一冊でした。

この運転手は主人公に対して次のように語ります。

運はいい悪いではなく貯めて使うもの

そして運を貯めるためにまず大切なのは上機嫌でいることだと言います。これがこの本のメインテーマです。

誰しも嫌なことが続くと視野が狭くなり周りに当たりそうになります。ただそこで不機嫌になるとチャンスを逃すことになると運転手は言います。

自分の機嫌を自分でとることがいかに大切かを教えてくれる本でした!

第2位 上京物語

成功者になるという夢を見て上京した主人公の人生を描いた物語です。

誰しも多かれ少なかれ抱く、嫉妬や羨望、承認欲求をリアルに表現していてなかなか心にグサグサくる内容です、、

自分にとって幸せとは何かを考えさせられます。

本書で特に心に残った表現があります。

ライオンの武器・・・鋭い爪と牙、速い足と桁外れの力などなど

人間の武器・・・頭脳

ライオンの気が変わってちょっとおしゃれしてみよう💅と爪と牙を無くしたら一瞬で淘汰される笑

同じように人間も学び続けないと生き残れない。

少し強引かもしれませんが、たしかに一理あるなあと感じました。

第3位 スタートライン

男子高校生と転校してきたクラスの女の子との出会い、別れを描いた物語です。ほぼほぼ恋愛小説です笑

主人公の男子高校生がその子との出会いをきっかけに新たな一歩を踏み出すといった内容で、その中の人間模様がとてもおもしろかったです。

女の子の発言がどこまでも前向きで、勇気と元気をくれる胸キュン小説でした笑

冒頭に次のような、ガンジーの言葉が出てきます。

明日死んでしまうかのように生き、そして永遠に生き続けるかのように学べ

私ももう少し勉強せねば、、、

第4位 ソバニイルヨ

主人公の男子中学生と彼の父親が作った人型AIロボットの物語です。

活力を失っていた主人公がロボットと対話を通して熱中できるものを見つけていく内容です。

このAIロボットは主人公の男の子に向かってこう言いいます。

必要最低限を超えないと損だ

仕事でも勉強でも、何かやるべきことがあるときは最低限を超えてからが面白いのだと。

確かに私も大学4年の週1のゼミは最低限だけやっていましたが、週1とは思えないほど苦しかったです(各方面から文句が聞こえてきそうですが笑)

人間は欲深い生き物でどこまでも楽をしようとします。ただそれは逆に自分を苦しめることになり、あえて最低限を大幅にオーバーしてたほうが楽しいということは心に留めておこうと思います。

中学校の人間関係もリアルに描かれていてで少し懐かしい気持ちにもなる作品でした。

第5位 君と会えたから……

男子高校生が夏休みにある女の子と出会い、彼女から生き方や考え方を学んでいく物語です。

先ほど紹介した「スタートライン」と少し似ていますが、この本のほうが感動的です。

今回紹介したものの中で、涙が出るとしたらこの本です。(私は耐えました。)

先が読めず、小説としての面白さも詰まっています。

ネタバレになるので小説の部分は置いといて、、印象に残ったフレーズがありました。

素直に勝る天才なし

何か指摘をされたとき、一旦それを飲み込んで反論しないことは社会人になって特に大切だと感じました。

もちろん言われること全てが正しいわけではないので、反論自体はしていいと思います。

ただ指摘された瞬間は落ち着いて物事を考えることができなくなっていることも少なくないので、時間を空けて頭を冷ました上で自分の意見を言おうと最近心がけています。

第6位 賢者の書

主人公のアレックスが7人の賢者と出会い、その賢者たちから人生の教訓を得ていく物語です。

こちらは自己啓発の色が強い本です。

この本の中で他尊心の大切さが語られています。

お前の周りにいる全ての他人を、これ以上できないほど尊重し、尊敬する心、それが他尊心だ

自尊心や自己肯定感も大切ですが、だからといって他人を卑下していては傲慢でプライドだけが高い人間になります。

とは言っても、どうしても苦手な人もいますよね、、

私も長らくイライラしていましたけが、その人を反面教師にすることでだいぶストレスが減りました。

イラッとした時に「ふむふむ、こういう言動は人をイライラさせるのか、、私も気をつけよう」と第三者目線で分析するのです。

そう考えると、すべての人に他尊心をもって接することができそうです。

反面教師にしている時点で、他人を卑下していると言えなくとないですがそこはご容赦を、、笑

第7位 手紙屋〜僕の就職活動を変えた十通の手紙〜

就活中の悩める学生が手紙屋と呼ばれる謎の人物との手紙のやりとりを通して、就職活動を乗り越えていく物語です。

就活に前向きになれるので、大学2年生くらいの頃に読んでおきたかった本です。

就職活動のドロドロした話はあまり出てこず(笑)なぜ働くのか?という部分に焦点を当てた内容です。

平時はあなたの頑張りで他の社員の分まで給料を稼ぎだす

本書の一節にあったこの考え方は結構好きでした。

会社では頑張った分だけ給料がもらえるわけではないですが、そこに不平不満を言わず、このようなマインドで仕事に取り組んでいきたいと思いました!(今は他の社員の頑張りで給料をもらっている気がしますが笑)

最後に

どの本も読みやすく、数冊なら一気に読めると思います!

著者の本はアマゾンの評価がびっくりするくらい高く逆に疑っていましたが、いい意味で評価相応でした笑

興味のある方はぜひ読んでみてください!以下に電子書籍版のリンクも貼っておきます!

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