自分では勉強しているつもりなんだけどなかなか結果に結びつかない、、学習内容が定着しない、、
そういう悩みを抱える人は少なくないと思います。
誰もが平等に持っている24時間をうまく管理することでこれらの悩みを解消し、勉強効率を上げて目標達成に近づくことができます。
今回は学習を進める上で重要な睡眠について解説したいと思います。
最近よく睡眠の大切さについて耳にするようになりましたが、皆さんはしっかり寝ていますか?
勉強とは関係のないことのように思いますが、睡眠を改善することは学習面においても様々なメリットがあります。
この記事を読む事で睡眠の重要性を理解し、より効率的な学習ができると思います。
なぜ睡眠が必要なのか
小さい頃「寝る時間を無くしたらもっと遊べるのになあ」と思った経験はありませんか?
私はよくそんなことを考えていました。しかし、様々なことを経験していく中で睡眠とは健康を保つため、良いパフォーマンスをするために必要不可欠なものであると気づきました。
学習面における睡眠のメリットとしては
- 疲れが取れる
- 記憶が定着する
- 日中の集中力が高まる
などが挙げられます。順に解説していきます。
疲れが取れる
言われなくても当たり前のことだと思いますが、睡眠をとることで疲れを癒すことができます。
睡眠不足や質の悪い睡眠が続くと疲れが溜まって勉強できないどころか、体を壊すことにつながりかねません。
記憶が定着する
人間の記憶が定着するのは夜寝ている時だと言われています。
ですので、睡眠時間を削るとその日に学んだことが定着しづらくなり、効率の悪い学習になってしまいます。
日中の集中力が高まる
睡眠不足で日中にぼーっとするといった経験はありませんか?
そのような状態になってしまうと、高い集中力で学習に取り組むことが難しくなります。
また、試験は一般的に日中に行われることが多いので夜ゆっくり休んで日中に高いパフォーマンスを発揮するといったリズムで生活することが重要だと思います。
しっかり寝るために工夫することは?
夜ぐっすり眠るための工夫としていくつか例を挙げておきます。
- 日中に寝過ぎない(夜に眠くなくなるため)
- 朝に太陽の光を浴びる(朝しっかり目を覚ましてリセットするため)
- 寝る1時間半前くらいにお風呂に入る(体温が下がる時に眠くなるため)
- 寝る前はスマホを見ない(光によって目が覚めてしまうため)
詳しいことは睡眠に関する書籍に書いてあるので興味のある方は見てみてください。
短期的な勉強なら睡眠を削るのもあり
個人的には毎日しっかり寝ることをお勧めしますが、短期的な学習に関しては一夜漬けでやるのもありだと思います。
自分が興味ないけど受けなければならない比較的簡単な試験の勉強などです。
興味がないとなかなかやる気が出ないので直前まで何もせず、焦ることを勉強のモチベーションとして取り組むことは、合格というゴール目指す意味では効率の良い方法だと思います。
ただやはり定着はしませんし、体にも負荷がかかるので受験勉強や難易度の高い試験などの長期的な学習を必要とするものに関しては、毎日十分な睡眠をとって行なっていく必要があると思います。
体験談
私は自分のリズムを知るために高校時代の定期試験の時に一度だけ、深夜まで勉強して日中に睡眠をとるという生活てみました。
自分としては勉強する時は集中して取り組めたし、これまで同様の成績が取れるだろうと思っていました。
ですが蓋を開けてみると、これまでで最も低い成績でした。
やったつもりだったけど定着していなかったのです。この時私は、睡眠を正しくとらないことの大きなデメリットとして、”勉強をした気になる”ことを痛感しました。
それ以降、自分は夜寝ないとだめなんだと自覚し、夜中に勉強することはやめました。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は学習における睡眠の重要性について解説しました。
もちろん今日申し上げたことには個人差があると思うので、まずは自分に合った生活リズムをさがしてみてください。
学んだことを定着させるまでが学習です。「睡眠時間を削ると勉強時間が増えて得だ」という考えに安易に流されないよう気をつけましょう。
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