こんにちは!めもりです!
今回は赤羽雄二さんが書かれたゼロ秒思考という本を紹介します。
「人はなぜ深く思考することができないのか」
考えが頭の中でぐるぐるしてしまう、、ネガティブなことを考えてしまって、どんどん気分が落ち込む、、私もよくこのようなことがあります。
この本を読んで気づいたのは、これらの状態は考えているのではなく、ただ悩んでいるだけで全く深い思考ができていないということです。
この本を読み、内容を実践することで、漠然と悩む時間を減らし、深く考えることができるようになります。
この記事では本のあらすじ、読んで学んだこと、実際に行動してみて感じたことを書きました。
「0秒思考」の内容
著者は本の題名であるゼロ秒についてこのように説明しています。
ゼロ秒とは、すなわち、瞬時に現状を認識し、瞬時に整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定できることだ。
0秒思考 No454より
つまりこの本は”深く”かつ”速く”思考することを目的としています。
この本は以下の構成になっています。
- 深く考えるとはどういうことか?
- ゼロ秒思考ために何をしたらいいのか?
- 具体的な実践方法
この中で最も重要なのは、具体的な実践方法です。なんならここだけ読んで実際に行動できる読まなくてもいいと思います笑
実際に著者も冒頭でそのように言っています。
ただ、「やれ」というだけはただのブラック部活動なので「なぜゼロ秒思考ができないのか」「ゼロ秒思考を身につけるための具体的な方法」について深堀りします。
なぜゼロ秒思考ができないのか
著者はゼロ秒思考ができない理由に関して、そのトレーニングを積んでこなかったからだと言っています。たしかにこれまで、瞬時に物事を考え、解決策を導き出すという教育はほとんどなかったように思います。
多くの人がネットに頼ってああでもないこうでもないと迷走して、結局考えがまとまらず、放置してしまします。その負のループを抜け出すために紹介されているのがこの本の肝となるメモ書きです。
具体的にやることは?
このメモ書きは超シンプルです。
1分間でA4の用紙に、20〜30文字で4〜5行、頭に浮かんだことを書きなぐる
これだけです笑
こんな感じです↓暗い話題ですみません笑
題を上に書いて線を引き、それについて考えたことを書くのです。そして、2枚目以降は1枚目で考えたことを題にして書くのです。これにより思考の深堀りができるようになります。
この本では、1日10枚書くことを推奨しています。。1枚1分ですので10分ちょっとですね。
私自身これを知った時、そんなことでいいんだ!と驚きました。
注意点
このメモ書きを行う上での注意点は以下の4つです。
- 1枚に付き制限時間は1分
- 題はその時感じたこと、考えたことなど何でもいい
- 人に見せるわけではないので遠慮せずに書く
- できるだけ後回しにせず、アイデアや不安が浮かんだ瞬間書く
1枚につき1分というのが一番重要だと思います。1分だとのんびり考えている暇はないので頭の回転が必要になります。時間に追われることで0秒思考、つまり即断即決のトレーニングになるのです。
実際にやってみて
実践していること
私もこの本を読んでこつこつメモ書きを続けています。
正直10枚でも毎日書くのははしんどかったので、今は帰宅後5枚書くのを習慣にしています。
どうしても仕事をしていると、思いついたときに書くことってできませんよね、、、
急に紙に殴り書き始めたら、頭おかしくなったのかと周りに心配されます😅
休日は時間に余裕があるので頭が整理できていないとき、勉強に集中できないときなんかは書くようにしています。
その結果は?
なんとなくではありますが、効果は感じています。
- 発想が豊かになった
- 文章を書くのが早くなってきた
- 感情に流されないことが増えた
この本で紹介されているほど劇的な変化は感じていませんが、ブログの記事や今後やりたい企画といったアイデアは以前よりも浮かぶようになりました。
また感情にも流されにくくなってきたと実感しています。
先日は愚痴を書きまくったのですが、思った以上にスッキリして何をすべきか明確になり、前向きに行動に移すことができています。
以前だったら嫌なことから逃げるために我らの味方Youtubeの力を借りることになっていたと思います笑
メモ書きのタイミング
メモ書きはこの本に書いてあるように毎日ふと思いついたときにやるに越したことはありません。
新しいアイデアを思いついたり、不安や気分の落ち込みが解消されたりと、多くのメリットがあると思います。
ただ私が最も効果を感じたのは
イライラした時のメモ書きです。
実際にやってみてその効果の大きさに驚きました。
イライラして感情に流され、悪口を言ってしまったり、暴飲暴食をしてしまった経験がある人は多いと思います。ただ多くの場合、そのイライラの根本的な原因は解決しません。
そこでこのメモ書きをすることで、「自分が何にイライラしているのか」「自分はどう行動したらいいのか」を分析でき、感情的ではなく論理的に行動することができます。
私もだいぶこれができるようになってきて、大人になってるわ〜って感じてます。
雑談
この本はYoutubeでもよく紹介されており、大学時代、友人がおすすめしてきたので購入してみました。
私は初任給が入った時、その友人に自分が使っているボールペンと替えの芯10本、A4用紙500枚をプレゼントしました。というか送りつけました笑
以下のラインナップです。
9割ネタのつもりで送ったのですが、案の定、その紙は大学院の勉強の計算用紙になっているらしいです、、、
皆さんお金の使い方には気をつけてください。
最後に
社会人になって大切だと思うのはアウトプットです。
働く中でメールを書いたり、電話をしたり、人に説明したりと、アウトプットの機会は学生時代に比べて圧倒的に多くなりました。
この「0秒思考」のメモ書きはそのアウトプットのいい練習になります。
言語化するというのは小さなアウトプットではありますが、生活の様々な場面で必要とされるスキルですので、みなさんも興味があればぜひ実践してみてください!
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