独学のバイブル「独学大全」のレビュー

自己研鑽

こんにちは!めもりです!

今回は「分厚い」「価格が高い」にもかかわらずベストセラーとなっている本

「独学大全」

のレビューをします。書店で始めてみたときはその厚みに圧倒されましたが、読んでみると案外スラスラと読めました。

この本は独学のバイブルになりうる本です。噂によると東大生にめっちゃ読まれてるらしいです。

この記事では本の内容を、私なりの考えも交えながら解説します!

あらすじ

「独学大全」は15章で構成されており、2人の人物が登場します。

「無知くん」「親父さん」です。それぞれの章の始めにこの2人が独学について語り合います。

その後、2人の会話の内容をもと解説や深堀りがされています。

なんと言ってもこの本の魅力は無知くんと親父さんの対話です。これが面白い!

天然ぼけ&鋭いツッコミを持ち合わせた無知くんのキャラ親父さんのマジレスがクセになります笑

また、親父さんの名言も頻繁に炸裂し、読んでいて楽しくなります。これを読むだけでもいい勉強になるでしょう。

以下では親父さんの名言と共に、独学をする上で特にポイントになると思ったものを紹介していきます。

独学のポイント

今回解説するのは以下の6つです。

  • 目的の明確化
  • 計画を立てる
  • やる気を出す
  • 継続する
  • 環境を作る

一つずつ具体的に解説していきます。

目的の明確化

独学は誰に強いられたものでもない。やりたいならやればいいし、やめたくなったらやめればいい。

第1章 無知くんと親父さんの対話より

独学が難しいのはこの「やるもやらざるも自由」というところでしょう。

だからこそ目的を明確にする必要があります。

本書では、「独学の志はそれを立てた瞬間ではなく、自身の行為や思考を絶えず志に結び直した、その繰り返しの中に生じる」と解説されています。

なにか新しいことを学ぼうと思ったとき、最初は成長を実感できるのでやる気がみなぎります。

しかし、ある程度継続すると、現状維持もしくは後退しているような感覚に陥り一気にモチベーションがなくなります。

目的を明確にしないとここで挫折してします。

目的や志は最初に立てるだけでなく、絶えずアップデートしていく必要があるのです。

計画を立てる

真面目に計画するからこそ、人は自分にできることとできないこと、自分の置かれた状況の良い面悪い面をまともに考えようとする。

第2章 無知くんと親父さんの対話より

物事が計画通りに行くことなどそうそうありません。

私自身、どうせ計画通りに進まないのだから綿密に計画を立てるのは無意味だと考えていました。

ただこの親父さんの教えを聞いてハッとさせられました。

計画して現実との差を検証するからこそ、自分を客観的に分析できるのです。

本書ではこのように表現されています。

「独学者は、自分の地図を必要とするが、不断にその地図を描きなおしながら進むことになる」

先が見えないからこそ計画と修正を繰り返していく必要があるのです。

やる気を出す

「やる気」を起こして行動を生み出そうなんてのは、スピードメーターの針をひっぱって自動車を加速させるようなものだ

第3章 無知くんと親父さんの対話より

要はやる気があるから行動するのではなく、行動するからやる気が出るということです。

ただ、行動するだけではなかなかやる気はでません。小さくてもいいのでいい結果が出ることで、やる気が起きるのです。

そのためにはスモールステップで進んでいくことが大切です。

計画を立てることとも関連しますが、最初から大きな目標を目指すのは無謀です。

目標をできる限り細分化して、小さな達成感を味わうことがやる気につながるのです。

何事も始めるまでが最も精神的に負荷がかかります。休日→仕事、YouTube→勉強に切り替えるのは並大抵のことではありません。

(仕事→休日、勉強→YouTubeは大した負荷がかからないのは永遠の謎)

往々にして、最初はやりたくないことでも始めてしまえばそこまで辛いとは感じません。

「1分勉強する」「3ページ読む」という小さな目標でもいいので、まずは取り掛かるということが重要なのです。

時間を確保する

<how to do どのようにすべきか>よりも<what to do 何をすべきか>の方が根本的であり、効果が大きく、優先順位が高い

第4章 無知くんと親父さんの対話より

この章ではいたって当たり前だが多くの人ができていない3つのことが紹介されています。

  • ①時間使用の実態を把握する
  • ②やること/やらないことを整理する
  • ③やるべきことに時間を割り当てる

ここでは親父さんのコメントにもあるように、やり方を効率化するよりも、そもそもやらないことを推奨しています。

そしてこの3つの中で最も重要なのが①でしょう。まずは自分自身が時間をどのように使っているのかを理解しなければ、学習時間など確保できません。

学習の計画を立てる人はいても、時間の使い方や学習の実態を記録している人は少ないのではないでしょうか。

実態を記録することで計画との相違を肌で感じ、行動を変化させる動機づけになります。また自分で自分を客観的に分析できます。

継続する

学ぶことは結局のところ、自分のバカさ加減と付き合うことだ

第5章 無知くんと親父さんの対話

学習を続けていると、幾度となく己の理解の甘さや間抜けさ、無知さを痛感させられます。そのたびにストレスを感じ、落胆します。

本書では、これらの壁を乗り越えられるのはコスパの勘定ができずに、学習をやめられなくなった”バカ”だと表現しています笑

なんとも痛快です。

この”バカ”になる方法として紹介されているものの一つが、継続したいことと日課をセットで行うというものです。

例えば

  • 電車に乗ったときは読書をする
  • 朝ごはんの前に単語を5つ覚える

などです。

なにかを継続して行うことは大変ですが、すでに習慣化できているものと結びつけることでそのハードルを下げることができます。

環境を作る

意志が強そうな誰かは、自分の外に意思を支える「仕組み」を持っている

第6章 無知くんと親父さんの対話より

この章では人の目を利用して、学習せざるを得ない環境を作れということが書かれています。

本書では以下の2つの方法が紹介されています。

  • 毎日会う人に自分がやることを宣言する
  • SNSに自分がやることを投稿する

私自身、この人の目を利用するというのが自らの行動を変えるのに最も適した手っ取り早い方法だと思います。

ブログで学習計画を公表したりもしましたが、結構効果があったと感じています↓

また図書館やカフェなど人がいる場所で学習するのも非常におすすめです!

孤独を感じずに済みますし、自分以外にも勉強している人がいるので自然とやる気が出ます。

本書を読んだ感想

この本は小さな学習習慣を見に付けたい人から難関の資格を取得したい人まで、幅広い方の参考になる本だと感じました。

独学のノウハウが本当に1から10まで解説されています。これまで読んだものの中で最も体系的に「学ぶことについて理解できる本でした。

逆に言うと自分に必要ない部分は飛ばして読まないと、何しろページ数が膨大なので、独学の継続どころかこの本を読むことに挫折します笑

今回の記事では書いていませんが、読書法や暗記法、分野別の学習法などの具体的な学習法についても詳しく解説されています。

読むだけで学習に対して前向きになれるので、独学に疲れたときはもう一度この本を読もうと思いました笑

最後に

私は現在アクチュアリーになるための試験を受けており、その学習の参考になることを数多く学ぶことができました。

本書での学びを活かして、今後の学習で私が実践していくことをで宣言しておきます!

  • 学習計画を立て、振り返りを行い、日々ブラッシュアップしていく
  • 人に目標を宣言しておく
  • 1日の時間の使い方を記録する

最後まで読んでいただきありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました